2017年07月20日

ある女の子のこと。

こんにちは。

いったい何をどう書いたらいいのかわからないまま、
あの日から2ヶ月が経ってしまいました。

引っ越しは大変でしたが、すごくいい気分転換になったし、
新しい家にも慣れて、ようやく落ち着いてきました。

そしたら正直なもので、引越しのどさくさで記憶から薄らいでいた
あの女の子が、今朝夢に出てきました。
本当は、心のどこかでずっと引っ掛かってたんやと思います。

このまま、自分の中だけに閉まっておこうかとも思いましたが、
やっぱり、ちゃんと書いておこうと思ったので、書きます。
結構重い内容になるので、そういうのが苦手な方は
読まれない方がいいかも知れないです。

その女の子に出会ったのは、今から2ヶ月前、
虚空旅団の本番一週間前の土曜日でした。

お昼過ぎ、たまたま近所を歩いている時に、道端で倒れているその子を見つけました。
気になって声をかけると、何度めかで振り返りました。
口の両端が腫れて血が出ており、ほっぺたにも血が滲んでいました。

「大丈夫?」と聞いても「大丈夫」としか言わず、
「お医者さん行く?」と聞いても首を振るだけでした。
無理に連れて行くことはできないけど、ほうっても置けなくて
「もしどうしても困ったら、私の家に来ていいよ」と
自分のマンションを指差して、部屋の番号を教えました。

家に帰り、半信半疑で部屋で待っていると、
しばらくしてチャイムが鳴り、本当にその子がやって来ました。

びっくりしましたが、その子を家に入れ、傷の手当てをしました。
傷の様子から、「殴られたんやろうな」と思いましたが、
理由を聞いても「ちょっと転んだの」としか言いませんでした。
しばらくしたら、ちょっと落ち着いてきて、表情が和らいできたので、
ジュースを買ってきて飲ませました。

「お腹すいてる?何かたべる?」と聞くと、「うん」というので、
買い置きのビスケットとキャラメルをあげました。
でも全然足りなかったようで、
「もしかしてめっちゃお腹すいてる?お昼ごはんは?」と聞くとようやく、
お母さんが怒っていて家に入れてもらえないこと
お昼ごはんも食べさせてもらってないこと
いつ家に入れてもらえるかわからないことを
教えてくれました。

びっくりしつつ、何となくの予感が当たって、納得しました。
家に食材がなかったので、急いでおにぎりを買ってきて、食べさせました。

私は本番直前で、夕方からは稽古があったけど、
まだ家に入れてもらえないかも知れないことと、
友達の家にも、親御さんが遊びにいくのを禁止していて
行くところがないというので
夕方までの間、私の家にいさせることにしました。
私の家には小学生の女の子が遊べるようなものはなかったので、
ギターを触らせてあげると、すごく楽しそうにニコニコしながら弾いていました。

私が出かける時間が近づいてくるとその子が、

「まだ家に入れてもらえないかも知れないから
もう少しここに居てもいい?」
と聞いてきました。
かなり迷いましたが、覚悟を決めて合い鍵を渡し
カギのかけ方、カギの戻し場所を教えて、
家にいさせることにしました。(2に続きます)
posted by とく at 18:43| Comment(0) | 日々のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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